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魚を中心とした食事によるダイエットブログ

サバ|同じサバでも種類によってはカロリーも倍に。その違いとは一体何か??

アジやイワシと並び、普段スーパーでよく見かける青魚のサバ。

塩焼きや味噌煮など、食べ方も豊富で価格も安価なサバは、我々の普段の食卓に欠かせない大衆魚となっています。

一方で大分の関サバ、神奈川の松輪サバ、宮城の金華サバなど一部のサバは高級サバとしてブランド化され、主に料理屋や寿司店などで使用されます。

ちなみにサバにも種類があって、我々が普段口にするものはゴマサバ、マサバ、タイセイヨウサバの3種類。

実は同じサバでもこの種類によって全然カロリーが変わってきます。

このサバ3種類100gあたりのカロリーをまとめると、以下のようになります。

 

ゴマサバ・・・146kcal

マサバ・・・247kcal

タイセイヨウサバ・・・326kcal

 

同じサバでも種類によって全くカロリーが異なります。

特にタイセイヨウサバはゴマサバの倍以上のカロリーがあるばかりか、300kcalオーバーという数字は魚の中でもトップクラスのカロリーです。

じゃあ低カロリーなゴマサバだけ食べればいいじゃん!と思う方も多数いらっしゃるでしょう。

しかし、お惣菜や定食屋なんかで出されるサバには何サバか種類が記入されていません。

以下に各サバの主な特徴をまとめてみますので、普段自分が食べているサバは何サバなのかを意識するようにしましょう。

 

・ゴマサバ

サバ類でもっとも安価なのがゴマサバです。

高知県土佐清水市の清水サバなど一部ブランド化されたものもありますが、基本的には脂の乗りが薄くパサパサしています。

あまり一般に見かけませんが、スーパーなんかで安売りされているのは大体が本種。

鮮魚としての評価が低い一方で、サバ節の原料としては重宝されます。

 

・マサバ

一般的にサバといえば本種のことを指します。

スーパーで売られていたり、また産地表示が国産で加工されているサバはだいたいが本種。

網で漁獲される物は価格も安く適度に脂も乗っていることから、シメサバや塩焼き、味噌煮など多種多様な調理法で食されます。

一方で大分の関サバ、神奈川の松輪サバ、宮城の金華サバといったブランドサバは非常に高値で取引されており、一般のスーパーなどにはあまり出回ることはありません。

・タイセイヨウサバ

主にノルウェーから輸入される外国産のサバです。

安価で脂も非常に乗っているため、外食産業や総菜用の塩サバの原料として重宝されます。

外食時の焼きサバ定食や、お弁当の焼サバ弁当なんかに入っているサバは大体が本種になります。

またスーパーの冷凍コーナーなんかでも安価で切身が売られていたりします。

その身の脂質含量は約27%もあり、マグロのトロ並の脂とカロリーになります。

いかがでしょうか。

ダイエットを行う上で最も気をつけるべきはなんといってもタイセイヨウサバのカロリーですね。

上記した通り、安い定食や弁当に入っているやたら脂の乗ったサバがタイセイヨウサバです。

確かに安くて脂も乗っておいしいのですが、マグロのトロや国産の霜降り和牛並の脂質とカロリーがありますので、ダイエット中に食べることはあまりオススメできません。

またマサバも魚の中では決して低カロリーとはいえません。

白身魚のカロリーがおおよそ150kcal前後がほとんどなので、よっぽどサバが食べたい時以外はあまり食べない方がいいと思われます。

たしかにサバに含まれるDHAやEPAと呼ばれるといった脂溶性成分は体にいいのですが、カロリーオーバーしてしまってはダイエットとしては成り立ちません。

ダイエット中にどうしてもサバが食べたくなった場合は、やや脂の乗りが劣っても低カロリーなゴマサバを食べるのがいいでしょう。

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Updated: 2017年1月8日 — 09:39
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